scribbling the things that pop into my head...
<< May 2012 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
オーロラの旅、その他の動画をもう少しアップしました
カナダの旅も少し思い出になり始めているところなので、急いでそのほかの情報もアップしていきます。

今回は、ハイビジョン動画を撮影できるカメラを3台に動画をさくさく編集できるハイパワーのPCを持っていきました。以下はWindows7にバンドルのムービーメーカーで編集したものです。


昼間に犬ぞり体験をしました。もともと働く犬に目がない私はもう悶絶。登場するのは、偶然ですがイギリスからのカップル。ガイドの女性はボストンの出身で、大学を出て普通の就職をする前に、夢だった犬ぞりの仕事をしたくて修行に来ているとのことでした。


もうひとつ、西洋風のかんじきをつけて歩く「スノーシュー」にも挑戦しました。ご覧の通り、はじめとても自信がなさそうだった同行の@shokoyamashoさんも、見事に3時間の登りを踏破! 氷河に削られたゆるやかな山並みが目にしみました。


そして帰りに1日だけ立ち寄った、2010年冬のオリンピック開催地のウィスラー! 贅沢にもそれぞれ個人インストラクターをお願いしたので、ランチの際にリチャードとスコットからコメントをもらいました。


リチャードに案内してもらったおかげで、大きなウィスラーを1日でけっこうたくさん滑ることができました。無理をしてこぶやジャンプに挑戦して大ワイプアウトもたくさんしましたが、堪能しました。さすがは世界的に有名なスキーリゾートでした。

それにしても、先日のオーロラ動画といい、われながらなかなかいい動画の出来(手前味噌全開でスミマセン)。ある程度いいカメラといいパソコンを持っていけば、旅先でもこんな動画をチャチャッと作り、友人たちにほぼライブで見てもらうことができるなんて、すごい時代です。
オーロラ撮影に成功しました!(動画付き)
今回はPCとネットを旅づくりにどう活用したかをご紹介する予定でしたが、前回「見られるかどうか」と心配していたオーロラが、最後の4日目の晩、ついに大きく出現してくれたので、それを先にご報告します。

三脚を立て、1分おきに撮影したものを動画仕立てにしてみました。ちょっと短いですが、オーロラが動く様子をつかんでいただけると思います。



実際に肉眼では、こんなに鮮やかな緑色には見えません。新月前後の日を選んでいたので、真っ暗な空に(無数の星は見えていますが)、うっすら霧のようなものが広がってきました。最初は霞がかかってきたのかと思ったのですが、ここはユーコンの原野。霞が反射するような光は地上からは出ていません。霞そのものが発光しているんです!

光の霞は次第にブワッブワッとまるで呼吸をしているように膨らんだりしぼんだりを繰り返しながら、天頂のあたりまで覆ってきました。地平線に近いあたりでは肉眼でも強い明るさを感じる縦筋の光が現れては移動して消え、また違うところに現れて……の繰り返しをしています。

ほんとうに生き物のような、という表現がぴったりの動き。オーロラは太陽から吹き出すエネルギーが地球にぶつかる様子が光になっているものだから、太陽の息づかいを見ているようなもの。地球をひとつの生命体にたとえることはよくありますが、太陽も、太陽系もひとつの命なのかもしれないなぁと思わされます。

そして、見たことがないほどの無数の星! 目を凝らせば凝らすほど、空に隙間がないのではないかと思うほど、いろいろな色合いの光の点がビッシリと並んでいます。これが、日本で見るよりもずっと高い、見上げると首が痛くなるような高さにある北極星を中心にゆっくりと回っていくのも見られました。動画でも星の動く様子が見られると思います。

オーロラの表れ方は千差万別だそうなので、これはあくまでも私たちが見たオーロラの話です。この数年は太陽の活動が静かなので、オーロラもかなり静かなのだとか。そのなかでここまで見られたのはラッキーだったのかもしれません。

もうユーコンを離れ、東京とそれほど変わらないバンクーバーに戻り、次はいつオーロラを見られるだろうと思っています。ただ美しいから見たいというよりも、あの自然の中で、人間にとって住みやすい温度でもない氷点下何十度という気温の中で、宇宙という雄大なものに思いを馳せる、その体験がとても貴重なもののように感じられるからでしょうか。






ユーコンに、オーロラを観る旅
今、カナダはユーコン準州のホワイトホースに来ています。地図で言うならこちら(>GoogleMap)です。


バンクーバーから国内線で北北西に2時間。その途中には4000m級の山岳地帯が広がっていました。氷河が壮観!

いちばんの目的は、小さいころから憧れていたオーロラを観ることです。太陽のエネルギーが地球に飛んできて起きる自然現象。もちろんふだん私たちが目にしている可視光線や暖かさとしての赤外線、日焼けの原因の紫外線などなど太陽からのたくさんのエネルギーで私たちはそもそも生きることができているわけです。

でも、それをもっとも神秘的なかたちで目の当たりにできるオーロラに宇宙の図鑑がいちばん好きだった子どもの頃から憧れていました。

そして今回、ふと思いついてDELLジャパンが募集をしていた「夢の旅」という懸賞にオーロラを見たいと応募したところ、思いがけず当選(こんなの人生で初めてです@_@;))、なんと旅の費用をほぼ全部負担いただいて来ているのです。そのキャンペーンページはこちら(Facebook内)です。


今回宿泊しているのは、ホワイトホース郊外にあるB&B。大草原の小さな家のような佇まいです。向こうに見える山のほうにオーロラが見えます。


オーナー夫妻はフランス人。出身地アルザスの郷土料理もいただいたりしています。でもワインはカナダのもの。


昼間はマイナス20℃前後の気温の中でスノーシュー(かんじき)で山登りをしたり、犬ぞりを体験したり。ピークからは氷河に削られた地形が望めました。


2日目の夜、ようやく仄かに現れてくれたオーロラ! でもとても弱くて、あのウネウネと動く様子などは見られませんでした。あと2晩で出会えるかな?

今回の旅は、さすがパソコンメーカーがスポンサーなだけあって、PCなどを駆使して自分らしい旅をカスタマイズして作るということもテーマになっています。

私自身、旅は手作り派なのですが、PCやインターネットが普及したことで本当に細かいところまで自分の好み通りにカスタマイズできるようになったなぁと今回あらためて痛感しました。旅の途中もネットで臨機応変に行動できるようにもなっています。旅先がカナダというネット普及国であることもプラスにはなっていると思います。

次回は今回の旅をPCとネットでどんなふうに作りあげたか、ご紹介してみようと思っています。

ちなみに、じつは今もオーロラの出現待ちをしています。きれいなのが出たら、動画にも挑戦してみようと思っています。鮮やかなオーロラが見られますように!!!!(よかったら一緒に念じてください)


二重被爆者を「愚弄」した(?)BBC批判に思う
 BBCの「QI」というコメディトーク番組で、日本の二重被爆者の方がトピックのひとつに取り上げられた件。

●トーク番組のその部分はこちら(YouTube)

 私もツイッターなどでいろいろ書いたけれど、番組についての私の意見と理解は加藤祐子さんという翻訳などをされている方のブログとほぼ重なるので、こちらをぜひ読んでいただきたいと思います。加藤さんが番組中の会話を全翻訳されたエントリーはこちらです。

 この内容を理解すれば、日本の各新聞が当初書きたてた「被爆者を愚弄/嘲笑した」というような事実がないことはわかると思います。この点で、たとえば日経新聞の社説担当者が本当にこの番組を見て笑っていることの内容を理解して書いたことなのか、きわめて怪しいと私は思います。

 興味深かったのは、この加藤さんのほかに、在英ジャーナリストの小林恭子さん@nofrillsメモ魔ですさんといった方々が、それぞれの表現や立場は微妙に違えど、かなり同じことを言っていたことです。その様子はtogetterにまとめられています。イギリスに親しみのある方は@nofrillsさんのこのまとめブログも、背景や歴史の話もあって興味深いと思います。

 とはいえ。

 私も小学生のうちから原爆展にひとりで足を運んだりしつつ日本で育ちました。核兵器の非人道的な破壊力・悲惨さ・残酷さが、日本でほどは世界で知られていないことに普段から心を傷めている一人です。このQIでも、被爆者を笑っているわけではないとわかっても、いい気分はしません。軽々に扱うなと抗議するのは必要なことだと思います(大使館が対応すべきだったかどうかは疑問ですが)。

 とはいえ。

 どこか今回の日本での騒ぎで気持ち悪いのは、こんなに日本って原爆の悲惨さが理解されていないことに一丸となって怒れるほど、反核でまとまってたっけ?と思ってしまうことです。最近、政治家が非核三原則を緩めることに言及したり、米国との核持ち込みの密約が明らかになったり、一部の有名人が日本の核武装を声高に叫んだりしても、あまり批判する声が大きくないことが気になっていたからです。イラクで劣化ウラン弾が使われたことを知らない人も多いようです。

 「原爆って言うのはほんとうに非人道的な恐ろしい兵器なんですよ、日本はひどい目に遭わされたんです」という台詞は、日本が核兵器を所有したら言えなくなることのはず。あの悲惨さを、地球上のどこかの人間に与える用意があるということだから。

 あの思いを味わう人間がもう二度と出ないようにしたいという未来のためのBBC批判なら、今回の騒動も無駄ではなかったと個人的には思えなくもない。でもどこか、謝罪を求めることにばかりこだわる声が大きいような気もするのです。



英国の新聞生き残りバトルで生じたニッチに登場『i(アイ)』
  日本のように新聞の配達網がなく、基本的にはキオスクなどで毎朝購入するシステムの英国の新聞。『ザ・タイムス』やウィキリークスで日本でも知っている人が増えた『ザ・ガーディアン』などの高級紙から、ゴシップとヌードで満載の大衆紙『ザ・サン』『デイリー・ミラー』(前回のエントリー参照)などまで種類は多い。

 けれど、パリの『Metro』紙に始まったフリーペーパーがロンドンに何紙も登場し、インターネットで記事の大半が無料で読めるようにもなり(タイムズは昨年有料化)、新聞社の経営はかなり苦しくなっている。ロンドン限定の夕刊紙として歴史のあった『イブニング・スタンダード』紙はこの圧力に負けて無料化してしまった。

 とくに高級紙『ザ・インデペンデント』は相当苦しそうで、昨年にはロシアの富豪に『イブニング・スタンダード』紙とともに買収されたばかり。以前は24万部あった販売部数が今は18万部に落ちているという(しかもそのうちの6万部は無料配布)。ネット版も、かなり大胆に動くバナー広告なども入れて売上に必死の様子が伝わってくる。コラム陣が主張が強く全体的に若い印象で好きな新聞のひとつなので心配している。

 苦肉の案として、昨年10月にわずか20ペンス(30円)の『i(アイ)』というタブロイド版を創刊した。『ザ・インデペンデント』の頭文字をとった弟分で、本紙のダイジェストのような作りになっている。編集長も同じだ。

i
いわゆるタブロイド紙サイズ、56ページあって、ひとつひとつの記事は短めだがそれなりに読み応えもある。忙しい朝にトピックをつかむのにはむしろいい感じ。本紙が1部1ポンド(134円)に対して、これは20ペンス(30円)。

 スタートしてほぼ3ヶ月、最近はテレビ広告を打ち、ちょっと積極的な攻勢に出ている感じなので初めて買ってみた。

 最初の数ページは、街頭でアルバイトが配布している無料新聞に似たカラフルなレイアウト。親しみやすさを出すためか芸能人の写真などもわざと多めにいれている。それでも政治・経済・国際などの大切な見出しはだいたい載っていて、丁寧にわかりやすいミニ解説までついている。無料新聞はゴシップばかりと辟易しているけれど、高級紙はどうせ読みきれないし……という通勤者にはちょうどよさそう。トピックによっては食い足りなさもあるけれど、思いがけずよかった。iPadアプリも出ている

 ただ問題は、無料新聞の浅い内容に不満を持ちながらもそれに慣れてしまった通勤サラリーピープルが、わざわざキオスクに立ち寄って新聞を買う手間を払うかだと思う。20ペンスはあまり障害にならないだろうが、無料新聞は歩いていると渡してくれたり、改札の横に積み上げてあるので、とにかく手に取りやすい。

 この号の編集長コラムで、「僕の親はゴシップだらけの『ザ・サン』しか買わないけれど、『i』は人々が知るべき記事が乗っていると思う」と13歳の少年がメールを送ってきて嬉しかったとあった。イギリスはじつは『ザ・サン』がダントツで売れている日刊紙で、それらを読んでいる層と、高級紙を読んでいる層がまさに階級社会的に分断されすぎているのが問題だとひとりのガイジンとして常々感じているので、その間をつなぐ可能性がある『i』が成功してくれたら、とは感じている。日本も新聞離れが嘆かれているけれど、こんな試みを積極的にやってみてもいいかもしれない。

 iPadアプリは最初に5部まで無料で読め、以降は10部で1.79ポンド(240円)、20部で2.99ポンド(400円)。世界中で購読できるとのことで、英語を勉強する人にもよさそう。iPadユーザーの方はお試しあれ。
英国、13年ぶりの保守党政権か
 今、英国では総選挙の開票が進んでいます。13年ぶりに労働党が政権を失い、保守党が返り咲くか、はたまたこの数年で大躍進してきた第三党の自由民主党がどこまで票を伸ばすのか、大きな注目を集めています。

 日本と比べて、選挙が一大エンターテイメントのような要素もある英国。BBC1はマジメながらCGを惜しげもなくふんだんに使った番組を展開。その裏の民放では風刺芸人たちによる開票速報お笑いも。英国では、政治はお笑いの大きなネタです。

 日本と違うところといえば、新聞各紙がかなり明確に支持政党の名乗りを上げることでしょうか(テレビ局は規制もあるらしくやりません)。

election The Sun
今日の新聞スタンド。左下の「デイリー・ミラー」が日刊ゲンダイ、
右下の有名な「ザ・サン」は英国で最も売れている日刊紙で保守党支持。

 上の写真下段は大衆紙の中でも人気の2紙。イラク戦争反対でも大きなキャンペーンを張ったミラーは、今回勝利が濃厚と言われている保守党党首のオックスフォード時代の恥ずかしい写真を一面にし、「こんなのが首相になっていいの? マジで?」。サンのほうは「我々の唯一の希望」と同じ人物を偉大なアイコンのような印象に仕立てていて対照的。

 いまのところ出口調査とはかなり違う開票状況で、大勢は朝方にならないとわからないようです。とりあえず、寝ます。

小さな畑をやっています
 4年前から、ロンドン郊外の自宅のそばの市民農園で1区画を借り、野菜づくりをしています。日本にいるあいだは手入れができないので、なかなか理想にはほど遠い出来ばえですが、けっこう収穫できるものです。


現在の様子です。中央は、インゲンの苗。
ペットボトルで覆っているのは、ハト害と寒さを防ぐためです。

 
 ほぼ完全オーガニックなので、そろそろ認証もとれるはず(笑)。でも、薬品を使わないとなると、野菜づくり=雑草と虫との闘い、ということです。この4年間、野菜を育ててきたというより、雑草を抜いてきました、というのが近い印象です。
 
 人間が選んで育ててきた野菜に比べ、雑草の生命力のすさまじさ。私は遺伝子組換え作物には強く反対なのですが、「この雑草の成長の力をこっちの苗に移せたら……」と思う生物学者の気持ちはとてもよくわかります。


レッドカラントは7月頃に熟します。南イングランドの夏は
日本の東北くらいの気候でしょうか。年によりますが、かなり
涼しいので、冷涼な気候を好むベリー類はよく採れます。


2009年の夏はトマトが大豊作。生ではとても食べきれず、
トマトソースにして瓶詰めにしました。30瓶くらいできました。

 日本でも去年あたりから農ブームが言われるようになってきましたが、イギリスも4年前あたりから「Grow Your Own(自分で育てよう)」と言われるブームが続いています。
 
 このGrow Your Ownは第二次大戦中の標語で、日本ほどではなかったようですが、戦時下食糧不足に悩む市民に、野菜を育てようと時の政府が呼びかけたのだそうです。
 
 いまはフードマイルや農薬など環境意識の高まり、健康志向などで、とくに30〜40代のヤング・プロフェッショナル層が熱心な印象です。
 
 では、これからアスパラガスの収穫に行ってきます!

読みやすいレイアウトとは
  もうけっこう昔のことですが、cafeglobeを立ち上げた際(1999年)にレイアウトで気をつけたことのひとつは、1行は28文字程度までが快適に読める限度だろうとしたことです。いいところ30文字強まで。

  自分の感覚として、それ以上長いとどうしても文字を目で追って行く際、目に力を入れて意識を集中していないと、ふと目が行からこぼれてとなりの行に行ってしまう気がしたからです。当時はまだ画面幅いっぱいに文字を置くレイアウトが多かったから(文字がシンプルな英文はそれでも読める)、左右に大きく空間を空けるスタイルはスタッフにもなかなか理解されなかったけれど、正解だったと思っています。

  cafeglobeより少し先輩だった「ほぼ日」も、おそらく同じ理由で1行の文字数を同じくらいにし、さらに行間を1行置きに空けることまでして(当時)物理的な読みやすさを追求していました。「やっぱりそうだよネ」と思ったものでした。

 最近はブログを中心に1文ごとに強制改行にしたり1行アキにしたりするのが慣習化しているので、視認性はたしかに上がっていると思います。でもある程度まとまったことを伝えたい場合にはこれはこれでうっとうしい。

  このブログは、現状1行およそ30文字。行間が比較的とられているのでなんとかなるかな?
Hello world!
  ↑このタイトルは、以前WordPressの練習をしたときに、デフォルトで入っていたもの。そのまんまなんだけど、あらためてそうだよな、Webってまさに「Hello world!」だよな……と初心に戻ったので、このままに。

  自分のBlogカスタマイズの練習も兼ねて、ここは立ち上げてみました。だんだん変化していくと思いますが、「お、こいつ勉強してるな」「……くじけたなw」と成長を見守ってやってください。

  自分の中身そのままに、トピックは広く浅く、ゆるめも硬派も行ってみます。

  よろしくお願いします!